【原宿テロ】原宿で暴走した車、灯油が積まれていた「車ごと燃やそうと思った。死刑制度に対する報復だ」

東京・原宿の竹下通りで暴走した車にはねられ、8人が重軽傷を負った事件で、逮捕された男の車に、灯油が積まれていたことがわかった。

逮捕された日下部和博容疑者(21)は、車に灯油を積んでいて、「車ごと燃やそうと思った」と供述していることがわかった。

住所・職業不詳の日下部和博容疑者は、1日午前0時すぎ、JR原宿駅前の竹下通りで車を暴走させ、19歳の男子大学生をはねてけがをさせた殺人未遂の疑いが持たれていて、ほかにも7人がはねられた。

男子大学生は、意識不明の重体となっている。

日下部容疑者は、大阪からこの車で来ていて、後部座席には灯油が入ったポリタンクが積まれていた。

日下部容疑者は「灯油で車ごと燃やそうと思った。それができなければ人をひこうと思った」と供述しているほか、「死刑制度に対する報復だ」とも話していて、警視庁が動機などを調べている。