『日本で最初にラーメンを食べたのは水戸黄門』という定説が覆される資料が見つかる
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https://www.nikkansports.com/general/news/1855067.html
日本で初めてラーメンを食べたのは水戸黄門ではなかった?
ラーメン史を塗り替える新たな資料が見つかり、新横浜ラーメン博物館(横浜市港北区)で
14日からパネル展示される。定説より約200年さかのぼる室町時代としており、
博物館は「歴史を書き換える大発見だ」としている。博物館によると、これまでは
江戸時代の僧侶の日記を根拠に、水戸藩主の徳川光圀が1697年(元禄10)に
食べたのが最も古い記録とされていた。
室町時代の僧侶の日記「蔭涼軒(いんりょうけん)日録」の中に、中国のレシピを参考に
1488年に「経帯麺」を調理し、来客に振る舞ったとの記述があると、麺の歴史について
調べていた民間人から情報提供があった。
中華麺の定義は、かん水を使用していること。このレシピを調べたところ、「経帯麺」は
小麦粉とかん水を使うことが分かり、日本初のラーメンの可能性があると結論付けた。
スープの作り方は書かれていないが、担当者は「シイタケや梅昆布のだしをかけて
食べていたのではないか」としている。
全国各地の味を楽しむことができるフードテーマパークとしても知られる同博物館は、
1階展示場をリニューアルし、室町時代から現在までのラーメンの歴史などを紹介する。
入館料は中学生以上310円、小学生と60歳以上は100円。
日本で初めてラーメンを食べたのは水戸黄門ではなかった?
ラーメン史を塗り替える新たな資料が見つかり、新横浜ラーメン博物館(横浜市港北区)で
14日からパネル展示される。定説より約200年さかのぼる室町時代としており、
博物館は「歴史を書き換える大発見だ」としている。博物館によると、これまでは
江戸時代の僧侶の日記を根拠に、水戸藩主の徳川光圀が1697年(元禄10)に
食べたのが最も古い記録とされていた。
室町時代の僧侶の日記「蔭涼軒(いんりょうけん)日録」の中に、中国のレシピを参考に
1488年に「経帯麺」を調理し、来客に振る舞ったとの記述があると、麺の歴史について
調べていた民間人から情報提供があった。
中華麺の定義は、かん水を使用していること。このレシピを調べたところ、「経帯麺」は
小麦粉とかん水を使うことが分かり、日本初のラーメンの可能性があると結論付けた。
スープの作り方は書かれていないが、担当者は「シイタケや梅昆布のだしをかけて
食べていたのではないか」としている。
全国各地の味を楽しむことができるフードテーマパークとしても知られる同博物館は、
1階展示場をリニューアルし、室町時代から現在までのラーメンの歴史などを紹介する。
入館料は中学生以上310円、小学生と60歳以上は100円。
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