「JASRACは著作権料の分配が不当だ」 文化庁に改善命令を出すよう求める

日本音楽著作権協会（ＪＡＳＲＡＣ）による著作権使用料の分配が不当だとして、
ロックバンド「爆風スランプ」の元ドラマー・ファンキー末吉（５８）が
１８日、文化庁に改善命令を出すよう求める上申書を提出した。

　ＪＡＳＲＡＣはライブハウスにおいて、モニター店舗で使用された楽曲を調べ、
使用料を分配する方式を採用。
末吉によると、ライブで自作曲を数千回にわたり演奏したが
「著作権料は入ってこなかった。
モニター店舗がどこかを聞いても教えてもらえなかった」という。

　また、コンサートでは演奏者が
ＪＡＳＲＡＣから楽曲使用の許諾を受けているのに対し、
「ＪＡＳＲＡＣ側はライブハウスで演奏する出演者からの
個別の利用許諾を受け付けず、自作曲ですら申請できない。
これは著作権等管理事業法に反する」と指摘した。
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2017/08/19/kiji/20170818s00042000397000c.html