同級生(♀)「……私のことを心の拠り所にしてるくせに、なんだか態度が生意気じゃないかい？」

同級生「私がいなければ生きていられない心の弱い人間のくせに、どうして私と対等だと勘違いしてるのかな。」

同級生「お前は私を必要としているけど、別に私はお前のことなんていらないんだ。だったら、もっとへりくだらなきゃいけないんじゃないかな？」

同級生「たとえばもっと口調に気を使うとかさ。どうして私に敬語じゃないの？そのくせ、歳を重ねただけの無能共には敬語で話すくせに。」

同級生「そんなものよりもまず私だろう？私を敬って、それなりの口調を用いるべきだと思うんだけどね。私はなにか間違ったことを言っているかな？」

同級生「それに行動だってそうさ。お前はお前自身のことよりもまず私を優先しなければいけないよね。私のために、あくせく働くべきだよね。」

同級生「せめてそうやってご機嫌を取るところから始めないと、私はお前を見放すぞ？いいのかい？そんなんじゃお前は死んじゃうだろう？」

同級生「…………調子に、乗りすぎなんだよ。最近は私の温情に甘えすぎて、自分の立場が分かっていない。……呆れてしまうね。」

同級生「いいかい？もう一度言うけど、お前がどうなろうと私の知ったことじゃない。でもお前は私がいないと生きていけない。この時点でどちらの立場が上か、ハッキリ分かるだろう？」

同級生「…………もういい、黙れ。黙ってそこに立っていろ。少し喋り疲れたよ、抱きしめてあげるから、じっとしているんだよ？」

同級生「………ふぅ…。……なにを、しているのかな。私がせっかくお前の温もりで落ち着いてやっているのに、なんでお前は腕を私に回さないの？労おうとしないの？」

同級生「そういうところからだよね。ほら、さっさと私を包み込め、この無能。…………んっ………っ、ふっ……。」

同級生「……じっとしていろって言っただろ……なんで顔を覗きこもうとしているんだ。………殺すぞ、こいつ……んぅ……んんっ…。」