米ペプシコ、飲料の砂糖の量を大幅に減らす目標を発表＝健康に配慮

　【ニューヨーク時事】米清涼飲料大手ペプシコは１７日、飲料製品に含まれる
砂糖の量を大幅に減らす目標を発表した。消費者の健康志向の高まりや、
清涼飲料と肥満の関連を指摘する声に対応するのが狙い。

　世界で販売する飲料製品の３分の２について、２０２５年までに砂糖によるカロリーを
１２オンス（約３５０ミリリットル）当たり１００キロカロリー以下に抑える。
また、新商品の開発や低カロリー飲料の販促活動によって目標達成を目指す。

　清涼飲料をめぐっては、大量摂取が肥満や糖尿病につながるとの批判がある。
世界保健機関（ＷＨＯ）は今月、砂糖入り飲料に課税し、消費を減らすよう各国に呼び掛けた。（2016/10/18-09:29）

時事通信
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016101800087&g=int