【壮絶】エホバ3世だが半生を語ってみたい
1980年代に生まれた。
親はどちらもエホバの証人で二世だった
父方は熱心、母方は母子家庭で祖母と母二人暮らしだった
父と母は宗教関連の集まりで知り合ったらしい
なぜ結婚したのかと問えば、二人とも即答で「顔」というような夫婦だ
といっても自分には母の記憶はない
母はわたしが二歳の時に出奔した
上の内容は俺が大人になってから聞いたことだ
俺は父に引き取られ、父は別居と同時に実家に帰り、叔母、祖父母と共に暮らすことになる
全員熱心なエホバ信者で、それは地獄の幕開けでもあった
週に3回の集会、朝から夕方まで三分制の奉仕という名の布教活動、アニメ漫画など子供が好むもの一切の禁止、幼稚園保育園などは悪い考えを持つからと通うことを許されず、宗教活動と家の庭で土遊びをしたり、親の洗車を手伝うなどして、俺はあっという間に五歳になった
俺の学校をどうするかなど家族会議が開かれる中、父は突然言い放った
「母の住む街に戻る」と
当時、我が家で絶対の発言権を持っていたのは父だったため、それは鶴の一声となり、俺、父、叔母(私たちの世話をするため白羽の矢が立った)の3人で、昔いた街へ戻ることとなった
父と叔母はかなり都市が離れていたため、当時叔母はまだ未成年だった
16歳からずっと俺の母代わりをしてくれていたことをこの歳になって今更申し訳なく思うが、当時の状況にはそんな気持ちなどなく、まあ大好きな叔母とならなんでもいいやと思っていた
そうして俺は、俺にとっては見知らぬ街で晴れて小学一年生となった
入学式には父が来てくれた
みんなはお母さんなのになとちょっと変な感じはしたけれど、まだ父も若くて自慢の父だったので、そんなに気にしてはいなかった
ただ当時の環境、自分の家庭環境がそんな甘い気持ちを打ち砕くようにすぐに俺に襲いかかった
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