なぜバブル崩壊後のこの国が こんな姿になってしまったのかを 俺の言葉で説明する
前置きとして
戦後のこの国は
憲法9条と日米安保のおかげで
国力から考えて
・明らかに少ない軍事費
・明らかに少ない常備兵力
で済んで
同時に産軍複合体が事実上なかったおかげで
技術者たちがほぼ全員民生品の開発に専念できた
一例をあげると
戦後非常に長い期間
日本の軍事費の目安はGDPの1%以内だったが
西欧諸国の軍事費は GDPのおよそ4%~5%だったわけ
これによって日本は 生産する民生品の質が劇的に上がっていった
日本は その民生品の多くをアメリカに輸出していて
繊維に始まって自動車など多くの分野で
アメリカとの貿易摩擦が起きたが
アメリカの上層部が
「どうせ日本はその金で石油と食糧と材料を買っているだけだ」
とわかってくれていたのが 非常に大きな僥倖だった
これによって日本はバブルまで達したが
バブルが崩壊した
でも バブルが崩壊したころは
まだ世界の民生品の売上高の80%程度が日本製だったので
理屈上は軟着陸もできた
しかし
バブル崩壊は それまでの常識が根底からひっくり返るものだった
「土地の値段は永久に上がり続ける」
という 銀行をはじめとする大半の人が常識だと思っていたことが覆った
銀行は 土地の値段は永久に上がり続けることを前提に
土地に根抵当をつけていたんだが
その土地の値段が下がると 銀行としては担保の価値が目減りしていくことになるわけ
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