ニュースログ

甘酒ブームが到来、市場規模が3倍に 健康志向の中高年女性にヒット

   

00
1: 名無しダイエット 2016/10/24(月) 10:56:21.31 ID:CAP_USER
http://toyokeizai.net/articles/-/141394
「甘酒しょうが」「甘酒豆乳ブレンド」「門前甘酒」――。10月6日にオープンしたばかりの食品館イトーヨーカドー ららぽーと湘南平塚店の飲料品売り場には、迷ってしまうほどたくさんの種類の甘酒が並んでいる。
数えてみると、メーカーにして8社、品目は15に上る。売り場近くの店員に聞くと、「健康志向の女性客を中心に、よく売れている」と言う。
今、甘酒が女性を中心に大ブームとなっている。市場調査会社インテージによれば、直近1年間(2015年10月~2016年9月)の市場規模は117億円。野菜ジュースの1400億円や、スポーツドリンクの2440億円(伊藤園調べ)と比べるとまだまだ小さいが、この4年間で3倍近くに拡大した。

甘酒には大きく2種類ある。コメと米麹を発酵させて作るものと、酒かすをお湯で溶かし砂糖などを加えて作るもので、後者には少量のアルコールを含むものもある。いずれもビタミンやブドウ糖、アミノ酸などを摂取できるため、「飲む点滴」と呼ばれる。

(中略)
市場全体の伸びを牽引するように、森永製菓の甘酒の売り上げは2009年から6年連続で増加、同期間で倍増した。冒頭の店員の言葉通り、「購入者の7割が女性」(会社側)だという。

ブームを受け、大手の清酒メーカーも動き出している。人口減少や若者の酒離れを原因に、清酒の売り上げが伸び悩む中、急成長を続ける甘酒は垂涎の的だ。
月桂冠(京都)や大関(兵庫)、八海山(新潟)など、多くのメーカーも独自に甘酒の販売に乗り出した。
飲料メーカーだけではない。外食産業では、回転寿司大手「くら寿司」が2016年7月、甘酒をベースにした炭酸飲料の「シャリコーラ」を発売。夏バテ対策や美容・健康効果を訴求し、一時は販売休止に追い込まれるほどの大ヒットとなった。

用途はさらに広がる。料理に甘酒を加えると、コクが出やすい。東京新宿区にある「未来食カフェレストラン TUBU TUBU」は、砂糖などの甘味料のかわりに自家製の甘酒を、アイスやパウンドケーキの原料に用いている。
レシピ投稿サイト「クックパッド」には、甘酒スムージーや甘酒ラテに加え、甘酒カレーや甘酒カルボナーラまでもが掲載されている。

家庭から回転寿司チェーンまで広がる甘酒ブーム。市場はどこまで拡大するか。
森永製菓で食品のマーケティングを担当する田仲結子氏は、「テレビ効果で若者も飲むようになったが、
依然として消費者の4割を50~60代が占める」と語る。

今後は、若者の需要をどれだけ取り込めるかが、成長のカギとなる。

国菊甘酒 900ml (PR)

続きを読む

 - ダイエット, 食品・飲料

×